ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、かじき座の方向約15万光年先にある星形成領域「LH 95」は大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud:LMC)の中にあります。漆黒の宇宙に広がる「青」と、散りばめられた「黄」が特徴であるこの画像は、掃天観測用高性能カメラ「ACS」の可視光と赤外線波長を用いて撮影され、2006年8月に公開されました。「LH 95」は、目立つ大質量星と無数に存在する低質量星との間で調和が取れている中間的なサイズの星