この画像は、「葉巻銀河」の別名で知られるおおぐま座の銀河「M82」を可視光線で撮影した写真(グレースケール)に、アメリカのキットピーク国立天文台が近赤外線と中赤外線で捉えた水素ガス(赤)と、ボーイング747を改造したNASAの成層圏天文台「SOFIA」および宇宙望遠鏡「スピッツァー」が捉えた塵(黄色)を合成したもの。印象派画家の筆使いのようにも見えるものは、塵の観測によって判明したM82の磁場の流れを示しています。