2019年3月1日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から1機の衛星の運用終了がアナウンスされました。その名は、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)。超高速な衛星通信を広い範囲に提供するための技術実証を目的に、11年前の2008年2月23日、種子島宇宙センターからH-IIAロケット14号機によって打ち上げられました。「きずな」は5年という設計寿命を超えて運用が続けられ、2014年に当時としては世界初となる最大3.2Gbpsの超高速