餃子の街・栃木県宇都宮市が今、「紅茶の街」として沸いている。トリガーとなったのは、紅茶製造・販売のワイズティーネットワーク。2006年に市内の商店街で開業した同社は、地元の特産品を用いた「ご当地紅茶」を次々と生み出した。総務省家計調査ではランク外だった宇都宮市の紅茶消費量は、そのわずか5年後に全国1位(一世帯あたり、08〜10年平均)に。空洞化した中心市街地の再生にも大きく寄与している。寂れた商店街の一画か