地球から約4500万光年離れた、くじら座の渦巻銀河「M77」の鮮やかで美しい姿をハッブル宇宙望遠鏡は捉えています。渦巻きの中に見られる”赤”と”青”は、渦巻腕に見られるダークレーンに沿った星形成の場所を強調しています。また「M77」は、中心が非常に明るく活動的な銀河であるセイファート銀河として知られており、その輝く光を生み出している強力なエネルギーの根本は「超大質量のブラックホール」であると考えられています