日本に内閣制度ができてから、ちょうど10人目の内閣総理大臣になったのが原敬。それまでの総理大臣には爵位を持つ華族がなるのが通常でしたが、原には爵位がなく、「平民宰相」といわれ、国民からは絶大な人気がありました。第19代内閣総理大臣原敬(wikipediaより)ところが、人気のある人物ほど、華やかな歴史の舞台から消え去るのは早いもの。1921年11月4日、原は、自分の所属する政党の会合にいくために東京駅の改札口