我欲は名経営者をも狂わせる記憶に新しい事件に、カルロス・ゴーン前日産自動車代表取締役会長の逮捕があります。有価証券報告書に自身の報酬を約50億円過少に記載した金融商品取引法違反容疑とのことです。ゴーン容疑者は、日産のほかに三菱自動車会長、さらにルノーのトップとしても報酬を得ていたので、日仏合わせて報酬の総額は年間20億円ほどであったといい、公表されていない報酬は直近の3年間を含む8年間で80億円ほどとい