普段は見ることができない刑務所の内側。受刑者たちはどのような日々を過ごしているのか。意図せず罪を犯して刑務所生活を送った『前科者経営者』(プレジデント社)の著者、高山敦氏は「人としての尊厳を捨てるしかなかった。まさに地獄だった」と振り返る。高山氏が「地獄」を実感した場面とは――。※本稿は、高山敦『前科者経営者』(プレジデント社)の一部を再構成したものです。■屈辱的で悪夢のような身体検査拘置所を出て