WPPのCEO、マーティン・ソレル氏は世界でも有数の、歯に衣着せぬ「テック系批評の著名人」だった。10年も前、彼は世界に先駆けてGoogleを「フレネミー(frenemy:友人を装った敵)」と呼んでいた。企業資金を不正流用した容疑で捜査を受けたソレル氏は、WPPを去ることとなった。しかし、彼が辞任したことで痛手を負うのはWPPだけではない。テック系大手によるデジタルメディア進出拡大を抑制したい広告およびメディア業界にとって