2016年4月14日の前震、そして16日の本震と27時間の間に震度7が2回、その後の余震が1年弱の間に4000回を超えた熊本地震。直接死50人、震災関連死は200人を超え、震災後のいわゆる「孤独死」も昨年末の時点で15人となった。【写真】熊本城の復興の様子と石井さんあれから2年─。再出発を切る人がいる一方で、今、新たに問題になっているのは、自力で生活再建をすることが難しい高齢の被災者たち、仮設住宅やみなし仮設で孤独感を