昨年12月11日、東海道・山陽新幹線「のぞみ34号」が走行中に異常音や異臭などの不具合が生じ、名古屋で運転を中止した。調査の結果、13号車の台車に亀裂が生じていたことが判明した(写真:共同通信)トラブルを起こした「のぞみ34号」の13号車の台車。残り3cmの亀裂で破断のおそれがあった(写真:JR西日本)現場で働く人々が、世界に誇る新幹線の安全性を支えてきたことは間違いない。それだけに現場の判断が狂うとその安全性は