1月26日に逝去した“影の総理”は、自民党の最強フィクサーとして政敵をなぎ倒し続けながら、自身が被差別部落出身であることを公言し、差別される人々のために戦い続けた男でもあった。まさに清濁あわせのんだ生涯を、作家の菅野完が解説する。 ■麻生太郎の差別発言に、野中広務は…… 野中広務の訃報が伝えられると、共産党の志位委員長や立憲民主党の枝野代表、そしてかつて野中から「悪魔」