水産庁が発表した2017年度の「水産白書」によると、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は2001年の40.2kgをピークに減少傾向をたどっており、2015年度の調査では、25.8kgと落ち込んでいる。魚離れは販売する側にも影響が出ている。経済産業省の商業統計によると、1972年には5万6,165軒あった鮮魚小売店、いわゆる町の魚屋は、2014年には1万1,118軒まで減少。かつては町の魚屋さんとの会話の中で旬の魚やさばき方、調理方法などを教