2017年度の最低賃金(全国平均)が、現行より25円高い時給848円に引き上げられた。厚生労働省が8月17日に、都道府県別最低賃金の改定額(答申)を公表した。引き上げ額の25円は、前年度に続き過去最高となった。最低賃金は企業が労働者に支払わなければいけない最低限度の時給。引き上げは、最低賃金に近い時給で働く非正規社員の待遇改善につながる。9月30日以降、各地で順次適用される。正社員の賃金アップが影響改定後の最高額