2015年夏に鳴り物入りでドイツ・ブンデスリーガ1部・マインツに移籍し、初年度前半戦で7ゴールという大ブレイクを果たした武藤嘉紀。しかし、2016年2月のハノーファー戦で右ひざ外側側副じん帯を部分断裂し、後半戦を棒に振ったことで、順風満々だったキャリアに微妙な狂いが生じ始めた。長く苦しいリハビリを経て、迎えた昨シーズンは開幕戦のボルシアMG戦で途中出場。いきなりゴールを挙げ、完全復活の予感を漂わせた。だが