長年、半導体の技術開発の目安として活用されてきた「国際半導体技術ロードマップ(ITRS)」の活動は、役割を終えたとして米国半導体工業会(SIA)や日本の電子情報技術産業協会(JEITA)などのスポンサーが2016年3月までに手を引いてしまったために終焉を迎えた。しかし、米国に本拠を置く世界規模の電気電子工学学会「IEEE(電気電子技術者協会)」が、次世代コンピュータ開発のためのロードマップと目的を明確にしたうえで、ITRS活動を