5月30日、熊本県の蒲島郁夫知事の要請を受け、中谷防衛相は災害派遣されていた自衛隊の撤収を指示。これにより熊本地震の発生当日以来、延べ81万4千人にのぼる自衛隊の災害派遣が終了した。今回の災害派遣では、米軍による輸送支援支援での「オスプレイ」使用、海上自衛隊の護衛艦との連携も議論を呼んだ。筆者の家族は、熊本地震で被災し、自衛隊の支援を受けた被災者の一人。現地で自衛隊の様々な活動を見聞きし、災害派遣の実