多様化が進む現代、ネアンデルタール人のころから行われてきたともいわれている「埋葬」にも変化が起きている。近代の天文民俗学者・野尻抱影の宙への想いを紐解きながら、テクノロジーが拡張した新しい「墓地」に想いをはせる、気鋭の民俗学者・畑中章宏による「21世紀の民俗学」連載第2回。