ライブドアニュース - 吉沢康一／Football Weekly

【吉沢康一コラム】上手いけど、巧くない日本人

Sat, 01 Sep 2012 08:47:24 +0900

今年はユーロ、オリンピックとビッグイベントが重なったこと、さらにオリンピックで男女ともに日本が大車輪の活躍をみせたこともあり、サッカーへの関心が大きくなっていると感じる。そこにU-20女子ワールドカップの開催が加わった。フジテレビの本心は分からないが、国際大会とはいえ、アンダーエイジの、それも女子の大会をゴールデンタイムに生放送するとは驚かされた。大会運営に関しては、トヨタカップ、ワールドカップ等の国際大会開催で高い経験値を持っているので大きな全文
吉沢康一／Football Weekly 09月01日 08時47分

【吉沢康一コラム】U-23日本代表、グループ1位突破の要因

Fri, 03 Aug 2012 07:18:13 +0900

真実は小説より奇なり。そんな表現をしたら失礼なのかもしれないのが、そう表現したくなるような戦いを繰り広げているのが、ロンドンオリンピックを戦うU-23日本代表だ。スペイン、モロッコに連勝し、早々に決勝トーナメント進出を決めると、グループリーグ最終戦でホンジュラスと引き分けて、グループ1位で決勝トーナメントに駒を進めた。グループ2位になるとブラジルと対戦することを考えれば、負けが許されない状況だったが、その中でグループ1位を勝ち取った日本を高く評価全文
吉沢康一／Football Weekly 08月03日 07時18分

【吉沢康一コラム】強さと物足りなさが混在するスペイン

Sat, 30 Jun 2012 12:02:34 +0900

編集部から届いたメールにはこんなことが書いてあった。「“戦える選手”とはどういう選手か、“戦えない選手”とはどういう選手なのかというテーマでどうでしょうか？」なるほど、悪いテーマではない。いや、おもしろいじゃないか。システムがどうこうという戦術論や、対戦相手によって戦い方を変える戦略論にはちょっとうんざりしているところだ。サッカーには“これが答えだ”という絶対的な答えはない。バルセロナのサッカーが面白いとか、強いとか言っても、そこにメッシが全文
吉沢康一／Football Weekly 06月30日 12時02分

【吉沢康一コラム】17年ぶりの日本代表戦で感じたこと

Tue, 12 Jun 2012 12:14:50 +0900

「JFAチケットに登録してある？」はて、『JFAチケット』とは何だ？答えは当然「してないよ」だった。「だったら、登録してもらえる？当たるかもしれないから」そんなやりとりが家の中であった。僕は妻に言われるがまま、『JFAチケット』に登録して、言われるがままに6月3日のオマーン戦のカテゴリー5に申し込んだ。そして抽選日がやってきて、6月8日の試合に申し込んだ妻は外れたけれど、僕には当選通知のメールが届いた。観客としての日本代表の試合観戦は95年のイングラン全文
吉沢康一／Football Weekly 06月12日 12時14分

【吉沢康一コラム】今、スタジアムには何が足りないのだろうか？

Sat, 19 May 2012 09:00:03 +0900

5月15日にJリーグは誕生日を迎えた。19年前のこの日、いまは無きヴェルディ川崎と横浜マリノスによってオープニングゲームが盛大におこなわれ、日本でプロサッカーリーグが始まった。日本中がこの試合にくぎ付けになった。前日まで川渕三郎チェアマンは大した演出はないとブラフを飛ばしていたが、実際は真逆だった。ロックバンド『TUBE』ギタリスト、春畑道哉氏が暗闇の中から登場し、「J'S THEME」が奏でられる中で、スタンドからは各チームのフラッグが現れた。今度はそのフ全文
吉沢康一／Football Weekly 05月19日 09時00分

【吉沢康一コラム】埼玉スタジアムから人が減った理由

Tue, 01 May 2012 11:09:35 +0900

ホーム開幕戦の柏レイソル戦41,609人、4節川崎フロンターレ戦25,743人、6節ヴィッセル神戸戦25,894人、ヤマザキナビスコカップ1節ベガルタ仙台戦23,076人、3節セレッソ大阪戦16,533人。これが今シーズンの浦和レッズホームゲームの観客動員数だ。リーグ戦の観客動員の平均が31,082人。ヤマザキナビスコカップの観客動員の平均が19,804人(小数点以下切り捨て)と、人気チームといわれている浦和レッズだが、今年の観客動員はここまでふるっていない。リーグ戦は開催日がすべて雨で、全文
吉沢康一／Football Weekly 05月01日 11時09分

【吉沢康一コラム】好調に見える浦和、そのウィークポイント

Fri, 13 Apr 2012 16:55:13 +0900

■失点シーンはほとんどが自陣左サイドを攻略されたものJリーグ屈指の人気を誇り、熱心なサポーターの存在で知られる浦和レッズ。2007年にACLを獲得してからというものの、タイトルとは縁がない。近年はクラブコンセプトがぶれ続けたことが影響し、低迷が続いている。だが、今シーズンは開幕から浦和レッズの快進撃が止まらない!!と言えば景気良く聞こえるけれど、サポーターの頃から浦和レッズと苦楽を共にしている僕からすれば、この強さは本物には感じられない。順位を14位→ 全文
吉沢康一／Football Weekly 04月13日 16時55分

【吉沢康一コラム】復権を狙う浦和レッズ、そのスタイル構築の現状とは

Fri, 23 Mar 2012 16:21:43 +0900

■森保監督に完敗した開幕戦浦和レッズは2007年にアジアチャンピオンに輝いてからタイトルとは無縁となっている。2007年は、ACLを制覇し、リーグ戦でも終盤戦まで他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せていた。誰もがリーグ戦を連覇すると確信していた。ところが、年間60試合を超える公式戦に選手はかなり疲弊していた。リーグ戦でも最後の最後に失速。最終戦でJ2降格が決まっていた横浜FCに敗れ、鹿島アントラーズに優勝をさらわれてしまった。これ以来レッズはタイトルとは縁遠く全文
吉沢康一／Football Weekly 03月23日 16時21分

【吉沢康一コラム】栄華を誇った浦和レッズはなぜ凋落したのか

Thu, 08 Mar 2012 15:50:52 +0900

僕は人生の半分くらいをJリーグと共に生きてきた。10年ひと昔というけれど、Jリーグも20回目のシーズンを迎える。もちろん僕の中には特別なチームが存在する。このチームの存在を抜きに僕の人生を語ることは出来ない。少なからず僕もこのチームに影響を与えたと思っている。チームの名は『浦和レッドダイヤモンズ』。通称“浦和レッズ”あるいは“レッズ”と呼ばれるプロサッカーチームである。“レッズ”は圧倒的な観客動員を誇り、熱狂的なサポーターを有することで知られている。“ 全文
吉沢康一／Football Weekly 03月08日 15時50分