アスエネ、日比谷音楽祭2026におけるCO2排出量の事前算定を実施

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アスエネ株式会社

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、日比谷音楽祭2026における初の環境パートナーとして、2026年5月30日(土)および31日(日)に開催される同音楽祭において、CO2排出量の事前算定を実施しました。



事前算定の結果、イベント全体のCO2排出量は436.32t-CO2となりました。本算定は、世界標準であるGHGプロトコルに準拠し、主催者による直接排出にとどまらず、参加者や運営に関わる人々の移動や消費行動まで含めたScope1-3を対象に、主な排出要因を整理したものです。国内での屋外音楽イベントにおいて、こうした事前算定の取り組みは先進的な事例と位置付けられます。



当社と日比谷音楽祭は、イベント全体のCO2排出量を把握し、排出構造を明らかにすることで、環境負荷の低減と参加者の音楽体験の両立に向けた取り組みを進めていきます。




日比谷音楽祭におけるCO2排出量の算定結果


近年、イベントや文化領域においても、CO2排出量を把握し、開示する動きが世界的に広がっています。こうした中、日比谷音楽祭では、参加者を含めたイベント全体のCO2排出量を対象に、Scope1-3で排出構造を整理した点に意義があります。



当社は、日比谷音楽祭2025*の情報を元に、日比谷音楽祭2026におけるイベント全体で見込まれるCO2排出量を事前に算定しました。今回は、参加者の移動、会場設営、物販・飲食、エネルギー使用、廃棄物などを含めたCO2排出量の事前算定を実施しました。


* 日比谷音楽祭2025:145,000人が参加



<CO2排出量と主な活動項目における割合>


総排出量:436t-CO2



・参加者の移動:154t-CO2(35.3%)


・会場設営:170t-CO2(39.1%)


・物販・飲食:91t-CO2(21.0%)


・廃棄物:11t-CO2(2.4%)


・エネルギー使用:7t-CO2(1.6%)


・主催者の移動:2t-CO2 (0.5%)



※参加者の移動:日比谷音楽祭2025公式アプリで実施した参加者属性アンケート結果を元に加重平均から算出


※2025年から一部会場が変更になります



全体の約35%を占めたのは「参加者の移動」です。一般的な目的型の音楽フェスでは、参加者の移動が総排出量の約80%を占めるとされており、本音楽祭はこれと比較して異なる排出構造を持つことが確認されました。



背景には、日比谷音楽祭が無料のイベントであることに加え、東京都心の日比谷公園および周辺の都市空間という開かれた場で実施されることにより、近隣に住む方の参加が多く、日常の生活動線の中で立ち寄る形で参加する人もいる点があります。こうした音楽祭の特徴が、参加者の移動に伴うCO2排出の抑制につながっていると考えられます。


日比谷音楽祭の参加者一人当たりの排出量が相対的に低い理由


事前算定の結果、日比谷音楽祭における参加者一人当たりのCO2排出量(総排出量を参加人数で割った量)は3kg-CO2となり、音楽フェスにおける世界平均とされる11kg-CO2と比較して、約3分の1の水準であることも分かりました。



これは、近隣からの参加者が多いことに加えて、「フリーでボーダーレスな音楽祭」という本音楽祭のコンセプトに共感する多くのスタッフや関係者、参加者の協力と、公園や施設を最大限利用し必要最低限の施工物などで実現できていることが、環境負荷も抑える結果につながっていると考えられます。



本取り組みで得られた知見をもとに、イベント運営における具体的な排出削減策の検討を進めるとともに、文化イベントにおける環境対応のあり方を発信し、環境について考えるきっかけを広げていきます。なお、本算定は取得可能なデータに基づく推計であり、すべての排出を網羅したものではありません。今後は、算定方法の検証と改善を重ねながら、こうした取り組みの精度向上と社会への展開を進めていきます。




◆ 日比谷音楽祭実行委員、アスエネ株式会社 代表のコメント


日比谷音楽祭実行委員長 亀田誠治


「日比谷音楽祭は、都心で開催される誰もに開かれた音楽祭として、音楽のある豊かで生きやすい社会を提案してきました。このたび、アスエネさんと一緒に、持続可能で豊かな社会作りに貢献する音楽祭として、未来を共創する一歩を踏み出すことができることをたいへん嬉しく思っています。アスエネさんのサポートをいただきながら、日比谷音楽祭が、今ココでできる取り組みを一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと思います」



アスエネ株式会社 / Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平


「日比谷音楽祭のこうした先進的な取り組みに、環境パートナーとしてご一緒できたことを大変うれしく思います。今回の事前算定を通じて、イベントの設計や参加のあり方が排出構造に影響することが見えてきました。今後も日比谷音楽祭とともに算定と改善を重ねながら、こうした取り組みを国内外へ広げ、気候変動という社会課題の解決に貢献していきたいと考えています」


日比谷音楽祭2026 概要


名称:日比谷音楽祭2026


日程:2026年5月30日(土)、5月31日(日)


料金:無料 ※飲食出店等、一部有料プログラムあり


主催:日比谷音楽祭実行委員会 / 一般社団法人日比谷音楽祭


会場:日比谷公園/東京ミッドタウン日比谷/東京国際フォーラム ホールA


URL:https://hibiyamusicfes.jp/2026/


アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社


事業内容:


・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」


・サプライチェーンマネジメントプラットフォーム「ASUENE SUPPLY CHAIN」


・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」


グループ会社:


・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」


・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」


・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」


・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」


資本金:83億円(資本剰余金含む)


代表者:Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平


住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階


拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン


URL:https://corp.asuene.com/