厚生労働省のデータを見ると、日本の雇用者の所得はM字型になっています。相対的に年収の低い層の比率が高まる一方、高所得者も増えて、ピラミッド型ではなく、2つの山ができるような分布になっているのです。高所得者については、プレジデントロイターのこの記事によると、2010年3月期決算のデータで、年間1億円以上の報酬