今年開業100年を迎えた熊本市電が揺れている。ドアが開いたままでの走行や脱線などが相次ぎ、今年に入って、トラブルは重大インシデントに認定された3件を含む14件に上る。熊本には台湾積体電路製造(TSMC)が進出し、街が大きく変わろうとする中、市民や観光客の足として親しまれてきた市電を巡り抜本的な対策