A4用紙2枚の“回答”「彼の言葉をもう1回信じてみたい」真剣な眼差しでそう語る松永拓也さん(37)のもとに、一通の封書が届いたのは4月7日の昼下がり。その2週間ほど前に心情等伝達制度を利用し、加害者である飯塚幸三受刑者(92)=禁錮5年の服役中=に対して送った質問への回答だった。【水谷竹秀/ノンフィクション・