路線バスの運転士は、さまざまなトラブルに遭遇する。路線バスに12年間乗務した須畑寅夫さんは「バス停に止まっていた車にクラクションを鳴らしたところ、若い男性から『てめえ殺すぞ!』と怒鳴られたこともある。しかし、同僚からは『よかったね。その程度で済んで』と言われた」という――。(第1回)※本稿は、須畑寅夫