実際の数値上はわからないが、日ごろの裁判傍聴で事件の発生件数や起こる事件に季節性を感じることはない。しかし、傍聴席という場所に限っていうと明確に感じる季節がある。それは夏だ。夏休みを利用して、小中学生と思しき子たちが親に連れられ、傍聴席で熱心に裁判を傍聴する姿に出くわす。今回は東京地裁にて今年8月、