2014年7月のブラジル、ドイツ代表とのワールドカップ決勝を控えていたアルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリアの元に、一枚の手紙が届いていた。差し出したの当時所属していたレアル・マドリ。その内容は、「ファイナルに出てはいけない」という厳しいものだった。というのも、ディ・マリアは、準々決勝のベルギー戦