世に「才色兼備(さいしょくけんび)」と言うように、美しくて才能もある女性は、いつの時代も持てはやされる……のかと思っていたら、日本の歴史を見る限り、案外そうでもなかったようです。むしろ女性は仏教的観念から「業(ごう)が深い≒生まれつき罪を背負った存在」として卑しめられ、愚かであるべきとされていました