【画像】李忠成と鄭大世。帰化という決断、在日サッカーの葛藤

李忠成と鄭大世。帰化という決断、在日サッカーの葛藤
『祖国と母国とフットボール ザイニチ・サッカー・アイデンティティ』慎武宏・著/朝日文庫 在日コリアンサッカーを語るノンフィクション。鄭大世や李忠成だけでなく、82歳の「在日サッカー界の恩師」を始めとする歴代の在日選手、指導者へのインタビューは圧巻。職業差別や日本人からBB弾で狙撃された体験。北朝鮮の拉致問題に火が着いてからは「北に帰れ!」との罵声を浴びた選手もいたという。一方、韓国に渡れば「パンチョッパリ」と侮蔑されることも。著者も在日コリアンであるため選手はみな素直にその体験と心情を話してくれる。その点に本書の最大の魅力がある。
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