【画像】男性裸体彫刻はなぜパンツを穿いてないのか

男性裸体彫刻はなぜパンツを穿いてないのか
木下直之『股間若衆』(新潮社) 著者は近代日本の美術や建築の歴史を、さまざまなユニークな視点から考察してきた。本書では、日本各地に建つ裸体男性彫刻を通じて、明治に西洋から伝えられた裸体芸術が日本でどんなふうに受容されてきたかを探る。裸体彫刻における股間の“様式”を分類してみたり、あるいは巻末では「股間巡礼」と題して、各地にある男性裸体彫刻のガイドが掲載されていたりと、かつて深夜に放送されていたみうらじゅん出演のテレビ番組「シンボルず」とも志向的に近いものを感じる。ちなみに、タイトルはいうまでもなく『古今和歌集』をもじったもの。 カバーでとりあげられている彫刻は、東京・千鳥ヶ淵に建つ千鳥ヶ淵に建つ「自由の群像」(菊池一雄作)。本文によれば、とある男性の同性愛者向けの雑誌では、読者からこの彫刻を紹介してほしいとのリクエストが掲載されたことがあったという。
記事へ戻る
  • 主要
  • 国内
  • 海外
  • IT 経済
  • スポーツ
  • 芸能
  • ゴシップ
  • 女子
  • トレンド
  • YouTube