【画像】今も思う、ナンシーだったらどう論じただろう。没後10年『評伝 ナンシー関』

今も思う、ナンシーだったらどう論じただろう。没後10年『評伝 ナンシー関』
横田増生著『評伝 ナンシー関――「心に一人のナンシーを」』(朝日新聞出版) 本書にはナンシー関の重要な仕事道具であった消しゴムについてこんな話も紹介されている。……初の単行本『ナンシー関の顔面手帖』(1991年)を出した時期まで、ナンシーは主にステッドラー社製のもっとも大きい消しゴムを使っていた。これと前後して、新聞の人物紹介の欄でナンシーを知った文具メーカー・ヒノデワシの営業部長が、彼女の使いやすい消しゴムを開発したいと申し出る。こうして生まれたのが消しゴム版画専用の消しゴム「はんけしくん」だ。同商品は一時、同社の売り上げの10%前後を占める主力商品となり、ナンシーには御礼の意味も込めて、無償で提供したという。
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