【画像】「やめる」も「創る」なのである「やめたこと」で、また新たにことが始まる「DOMA 秋岡芳夫展」

「やめる」も「創る」なのである「やめたこと」で、また新たにことが始まる「DOMA 秋岡芳夫展」
目黒区美術館「DOMA 秋岡芳夫展――モノへの思想と関係のデザイン」チラシ(2011年12月25日まで開催中)。同展の会場には、秋岡の書斎にあったスチール製の書架が蔵書とともに展示されていた。じつはこれ、秋岡の父親である秋岡梧郎が発明したものだという。父・梧郎は図書館事業に一生を捧げた人物で、日比谷図書館や深川図書館の館長などを務めた。図書館というと閉架式が主流であった時代から開架式図書館への移行を提唱していた梧郎は、その実践のため書棚、カード簿、自動統計機などを自ら発明し、その発明品のなかでも今回展示されている公開書架「オープンセルフ」(1967年に実用新案権を取得)はもっとも需要があった1点だという。「開かれた図書館」をめざした父にして、この子あり。秋岡は「開かれたデザイン」を生涯かけて追求し続けたといえるのではないか
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