福岡市博多区のJR博多シティ駅前広場で1月10日(土)、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」のトークショーが開催された。ふなっしーが福岡市内を訪れるのは今回が初めて。同イベントは計2回行われ、親子連れなど約1万1000人が会場に集まった。昨年6月にトム・クルーズが同地を訪れた際の動員数7000人を超え、ふなっしー人気の勢いを見せ付ける格好となった。

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同イベントには、鹿児島県伊佐市のご当地キャラクター「イーサキング」や、「110番の日」にちなんで博多警察署長と署員が登壇した。また、会場のファンからの質問コーナーで、小学生男子から「ふなっしーはなぜ非公認なんですか?」という鋭い質問が投げかけられると、「実は船橋の市長から感謝状をもらったんだけど、その時に裏の楽屋で『このまま非公認の方がおいしくないか?』という話になったなっしー。おいしいか、おいしくないかの判断で、非公認を続けてるなっしー」と、“大人の事情”を暴露する場面も。

初めて訪れた福岡市内の印象について、「街全体が明るい感じがするなっしな。よどみが少ない」と語った。2月1日(日)まで期間限定でオープンしている「ふなっしーランド0号店in博多」の売り上げが好調なことについて聞かれると、「なんで船橋市のキャラクターが博多駅で売られてるんだと思うけど、九州の人たちに受け入れられて、うれしいなっしー。ちょくちょく博多に来て、みんなと仲良くしたいなっしー」と、九州のファンを喜ばせるコメントを残した。【福岡ウォーカー】