ガールズグループSecret出身のソン・ジウンが、一層成熟した姿を見せた。

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韓国のファッション誌『bnt』は最近、ソン・ジウンの多彩な表情が切り取られた美麗なグラビアを公開した。写真の中のソン・ジウンは、ビビッドカラーの衣装からシックなモノトーンスタイルまで完璧にこなし、見る者を惹きつけている。

撮影後に行われた同誌のインタビューでは、近況報告と共に“アイドルグループ出身女優”ならではの率直な気持ちも聞くことができた。

ソン・ジウンは「2年ほどのブランクを経て、新たな事務所と出会ってたくさんの経験を積みました。最近の出来事といえば、ドラマ『僕を溶かしてくれ』(tvN)を通じてオ・ヨンソンというキャラクターを演じています」と近況を伝えた。

(写真提供=『bnt』)

韓国で2017年に放送された『じれったいロマンス』(OCN)から、約2年ぶりにドラマ復帰したソン・ジウン。当時は俳優ソンフンとの共演をきっかけに熱愛説が浮上することもあった。

“ちょうどいい関係”を続けている

熱愛説に関して「どうしても撮影中は距離感が近くなる」と切り出したソン・ジウンは、こう続けた。

「ドラマの現場経験は決して多くないけれど、2〜3カ月という期間を家族よりも一緒に過ごすので、共演者の方々と距離が近くなって親密になることは珍しくないようです。でも、撮影が終わって現場からも離れて、各自の立ち位置に戻ってみると自然と連絡の頻度も減るんですよ。ソンフンさんはもちろん、共演者の皆さんとはイベントのときに集まったり、たまに会合を開く程度です」

歌手や役者はもちろん、ビューティー番組のMCも見事にやり遂げたソン・ジウンは、当時の経験についても語った。

「女性ならば誰でも関心を持つような分野を扱ったせいか、働くというよりも友達やオンニ(お姉さん)たちと一緒にお喋りするような感覚でした。実際に私自身も関心があった分野なので、情熱をもって勉強したり、思いっきり励むことができたので楽しさもありました」

今後挑戦してみたいキャラクターについては、「まったく逆の役柄を演じてみたいです」と話す。

(写真提供=『bnt』)

「これまでは“キャンディー”のようなキャラクターをたくさん演じてきたので、正反対のキャラクターに惹かれています。幼い頃から男の子のような性格だと言われていましたね。ドラマ『赤い月、青い太陽』(原題、MBC)でナム・ギュリさんが演じていた刑事の役なんかは、とても格好いいと思って憧れました。

強靭なキャラクターに変身して、自分の新しい姿を引き出したいです」

さらにソン・ジウンは、「チョン・ユミさんやコン・ヒョジンさんを見ていると、型にはまった演技ではないと感じます。自分にしかできない特有のカラーがあって、セリフも生きている。私も、私だけのカラーを持ちたいと思っています」と付け加え、未来の自分に対するビジョンも語った。

それでは、歌手ソン・ジウンとしての魅力はどのようなものだろうか。

ソン・ジウンは「歌声が印象的じゃないですか? 私は果てしなく高音が出るわけでもなく、声量が豊富な歌手でもありません。だけど、重厚さのない歌声がかえって少女のような感性を作り、そんな音色を好きだと言ってくれる人がたくさんいます」と答え、自分ならではの魅力を伝えた。

好きな歌手にはPaul Kimを挙げ、「デュエットをしてみたい」と語っている。

ソン・ジウンは現在、ユーチューブチャンネルを準備中だ。「以前は頻繁に活動していたけれど、最近はブランクもあったのでファンサービスとしてやってみようと思ったんです。オフショットや日常的な姿を収録する予定です」と期待感を高めている。

Secretのメンバーとの仲も相変わらずだという。「メンバーたちは、変わらず元気です。カカオトークのグループもそのままあります」と伝え、ファンを喜ばせた。

人気K-POPグループの一員から女優への成長を予告したソン・ジウンは、最後に意気込みを語った。

「歌手として芸能活動を始めたけれど、だからといって歌手として終わらなければという気持ちはないです。新しいことを夢見て、挑戦することは誰だってできますから。

実際に私の元にもプレゼントのように演技のチャンスが訪れ、楽しみを感じることができました。歌手として、役者として、どんな活動も頑張りたいです。アイドル出身の役者というとどうしても厳しい目を向けられがちだけど、広い心で見守っていただければ幸いです」