俳優ブラッド・ピット(54)と破局後、6人の子供の親権問題が注目される女優アンジェリーナ・ジョリー(43)。このたびアンジェリーナが、17歳の長男マドックスくんを連れて韓国のソウルを訪れた。

アンジェリーナ・ジョリーはブラッド・ピットと共にカンボジアから養子に迎えた長男マドックスくん(17)、ベトナムから養子に迎えた次男パックスくん(14)、エチオピアから養子に迎えたザハラさん(13)、実子シャイロさん(12)、双子ヴィヴィアンちゃんとノックス君(10)を育ててきたが、アンジェリーナが2016年9月にブラッドとの離婚を申請した。現在は親権などについて協議中である。

そんなアンジェリーナ・ジョリーがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使として、韓国を訪問した。アンジェリーナは韓国法務部の朴相基(パク・サンギ)長官と面会し、韓国が今年5月までに500人ほどのイエメン難民を済州島に迎えたことに感謝を示した。また韓国の俳優であり2015年からUNHCR親善大使を務めているチョン・ウソンとも会談し、難民に関する国民の関心が高まっていることや親善大使としての仕事などついて話を交わしたようだ。アンジェリーナは2001年から2012年までUNHCR親善大使として活躍していた。

さらに、長男マドックスくんが同行したのは、マドックスくんが韓国語を学んでおり、韓国の大学に進学することを考えているからだと『PEOPLE.com』は伝えた。マドックスくんは今回初めて、ソウルの大学をいくつか訪問したという。

また、次男パックスくんも同行していたそうで、ファンがアンジェリーナとパックスくんが韓国の焼肉店で食事をしている姿をツイッターやインスタグラムに投稿している。

アンジェリーナ・ジョリーは2016年、『BBC Radio 4』で「子供たちに何語を勉強したいか聞いたわ。シャイロはカンボジアのクメール語、パックスはベトナム語に集中しているところよ。マドックスはドイツ語とロシア語で、ザハラはフランス語を話せるわ。ヴィヴィアンはアラビア語を学びたくて、ノックスは手話を勉強しているの」と話し、子供たちはいずれも国際的に成長しているもよう。また子供たちの中で俳優になりたいという者はおらず、ミュージシャンに興味があることも明かしていた。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)