風邪やインフルエンザが猛威をふるうこの季節。免疫力を落とさないよう、体調管理に気を配りたいですね。そこで今日は、一冊まるごと免疫力アップを特集している『オレンジページ 2/2号』より、免疫パワーバツグンの「80℃バナナ」レシピをご紹介します!


「80℃バナナ」とは、文字通り、80℃くらいに温めたバナナのこと。果物のなかで、ポリフェノール類や多糖類などが豊富に含まれているため、断トツの免疫力アップ効果があるといわれるバナナ。さらに温めることでその効果がアップするので、そのまま食べるよりも病原菌と戦う血液中の白血球の質が高まり、数も増えるといわれているんです。

とはいえ、ただ温めればいい、というわけではありません。温める際に、バナナ自体を大きく焦がしてしまうと、たんぱく質が変性して、免疫パワーが得られにくくなります。栄養効果もおいしさも両方◎なのが、80℃くらいというわけ。ではさっそく、バナナの中まで80℃になるよう切り方と加熱時間を調節した、とっておきのキャラメル「80℃バナナ」レシピ(1人分)をご紹介しましょう。


【1】バナナ1本は皮をむき、縦半分に切ります。フライパンにグラニュー糖大さじ1をバナナの形に広げ、その上に、バナナの切り口が下になるように並べます。


【2】強めの中火にかけ、グラニュー糖がふつふつとキャラメル色になるまで1分30秒〜2分焼きましょう。このとき、バナナを動かさないことがポイント! 動かすと温度が下がってしまうので、温度が上がるまでさわらず、じっと我慢を。


【3】こんがりしてきたら、フライパンの端のほうに寄せ、できるだけキャラメルの部分に触れないように、フライ返しで裏返します。さらに1分ほど焼いて、完成です。

両面を焼くことで完璧な「80℃バナナ」のでき上がり! これで免疫パワーは、温める前よりぐんとアップします。そしてなんと、冷やして食べても効果は変わらないのです。だから、バニラアイスと練り合わせてキャラメルバナナアイスにする、なんて楽しみ方もできちゃいます!


このバナナの免疫パワーを最大限に引き出す「80℃バナナ」特集では、ほかに「ひと口バナナパイ」や「バナナあんこ春巻き」、「バナナメープルパンケーキ」、「バナナチョコドーナツ」など、オーブンでこんがり焼いたり、生地に包んで揚げたりするレシピもご紹介しています。どれもやみつきになるおいしさです。毎日の元気のためにも、いろんなおやつにして、一日1本めしあがれ!