中国メディアの汽車之家は9日、ホンダがカスタムカーイベント「東京オートサロン」において、新型乗用車「ジェイド」の市販予定車を無限パーツでカスタマイズした「MUGEN JADE」を公開したことを伝えた。

 記事は、「JADE」について、中国で先行発売された車種だと紹介し、「日本でも今後発売されるため、今回無限によってカスタマイズが行われた」などと紹介。さらに、外観について「極めて主張の強いデザインになった」とし、躍動感をいたるところに感じると報じた。

 さらに全体の風格が「非常に際立っている」と評価したほか、内装もグレードアップし、円形のシフトレバーから高級さが漂っていると伝えた。さらに、日本国内で販売される予定の「JADE」は中国国内の「JADE」とは動力面で大きな違いがあるとし、日本版ではハイブリッドシステム「Sport Hybrid(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」が搭載されると紹介した。

 汽車之家は、無限パーツでカスタマイズされた「MUGEN JADE」の写真を複数掲載しており、中国の自動車愛好家からは「格好良すぎて泣いた」、「日本版のほうが中国版より格好良いんじゃないか」などのコメントが寄せられた。

 さらに、「成熟かつ洗練された外観だ。中国人にはできないデザインだ」と、カスタマイズの完成度を称えるコメントのほか、「中国でもハイブリッドシステム搭載版を販売して欲しい」とのコメントも見られ、全体的に「MUGEN JADE」のデザインを称賛する声が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)  Mrs.Areeya Slangsing/123RF.COM)