選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.11号(10月28日発売)より
 
【徳島】
[GK]
31 長谷川 豊 5.5 
ファインセーブもあったが、先制された場面では、立ち位置に疑問。
[DF]
35 村松大輔 5.5 
粘り強く持ち味は出した。チャレンジ後のポジション修正は課題か。
2 福元洋平 6 
多くのクロスを撥ね返す我慢の守り。高さのある相手に懸命に対抗。
26 橋内優也 5.5 
身体を張り全体を鼓舞していただけに1点目の寄せの甘さを悔やむ。
[MF]
3 アレックス 5.5 
忠実な守備は流石。攻撃時の迫力を付けることが、今後の成長の鍵だ。
33 エステバン 6 
組み立てのリズムが単調だった。ただし、周囲にもその原因がある。
14 濱田 武 5.5 
危険をいち早く察知し、絶妙のボール奪取を見せた。安定感はあった。
25 佐々木一輝 5.5 
上下動を繰り返したが、名古屋にその空いたスペースを狙われた。
17 衛藤 裕 6 
セカンドボールへの反応が良く、チャンスメーカーとして機能した。
34 アドリアーノ 5 
中盤で厳しいタックルを受ける。やはり、ゴール前で働かせたい。
[FW]
13 高崎寛之 5.5 
イージーミスはいただけない。ターゲットとして攻撃の核になった。
[交代出場]
18 宮崎光平(FW) 5.5 
頭上をボールが行き来する展開で、足もとの上手さを見せられず。
24 那須川将大(DF) - 
高い位置に進入できなかったが、随所に攻撃的な姿勢を見せていた。
19 キム・ジョンミン(FW) - 
ボールを収める仕事を期待され出場。短時間だが常に落下点に入る。
[監督]
小林伸二 5.5 
押し込まれるなか粘ったが、攻撃陣を上手く機能させられなかった。
 
【名古屋】
[GK]
1 楢崎正剛 6 
「評価」できるだけの危ない場面が、まったくと言えるほど訪れず。
[DF]
19 矢野貴章 6 
機を見ながら攻撃参加し、68分には好クロスを放って決定機を作る。
3 牟田雄祐 6 
空中戦で高崎に勝利。セットプレー時も高さを活かし重圧を与える。
4 田中マルクス闘莉王 6 
得点を狙った終盤は前線に上がって、期待通りチャンスに絡んだ。
15 本多勇喜 6 
果敢な攻め上がりから幾度となくクロスを供給。左サイドを制した。
[MF]
14 田鍋陵太 6 
隙を逃さず思い切り良くシュートを放ち、嬉しいプロ初得点で貢献。
8 ダニルソン 6.5 
迫力のある守備で連係を寸断して、技ありFKで勝利を決定づけた。
28 田口泰士 6.5 
優れた戦術眼でボールを的確に捌いて、守備でも球際へ厳しく対応。
20 矢田 旭 6 
終盤ボランチへ移ると、タッチ数が増えて、みるみる存在感もアップ。
[FW]
17 松田 力 5.5 
ピッチの至るところに顔を出すも、コンビネーションに改善の余地がある。
32 川又堅碁 5.5 
なかなかクロスにタイミングが合わず、シュートも1本止まり……。
[交代出場]
10 小川佳純(MF) - 
疲労を考慮して後半から登場すると、ポテンシャルの高さを披露。
34 グスタボ(FW) - 
自らのアピールもあわせ、終始、強気なプレーであと1点を狙った。
[監督]
西野 朗 6 
攻撃にアクセントを付けられず苦しむも勝点3を掴んだ。
 
[試合内容]
前半は高崎の高さを活かし、徳島が何度か攻め込む。しかしボール保持率で圧倒的に上回る名古屋が、徹底したサイドアタックで攻略。すると田鍋がミドル、ダニルソンが鮮やかなFKとファインゴールをねじ込み、試合を決めた。