東芝のリストバンド型活動量計「WERAM1100」を購入！まずは初期設定をしてさらっと使ってみた【レビュー】

東芝のリストバンド型活動量計「WERAM1100」を紹介！
スマートフォン（スマホ）やタブレットの次の製品として期待されているウェアラブルデバイスですが、その中でも多くのメーカーが発売しているのが歩数や移動距離、消費カロリー、睡眠時間などを測定できる「活動量計（アクティビティートラッカー）」。

国内では昨年に「UP by Jawbone」や「fitbit」シリーズ、「Nike+ FuelBand SE」などをはじめ、NTTドコモから「ムーヴバンド」など、さまざまな製品が販売されました。

そんな中、初代ムーヴバンドを開発・製造していた東芝が独自にリストバンド型活動量計「WERAM1100」を今月発売し、さっそく入手したので開封および初期設定をして、軽く使ってみましたので紹介したいと思います。

◯WERAM1100を開封してみた

パッケージ（箱）は非常にシンプルとなっており、箱の裏面には各種仕様が記載されています。仕様としてはサイズは約約16×41×12mm、質量は約27g（本体のみなら約7g）。IPX5およびIPX7相当の防水に対応しています。スマホなどとはBluetooth 4.0（BLE）で接続して、データを同期します。

箱を開けるとトップ画像のようにWERAM1100本体（モジュール）や専用充電台、腕に着けるためのリストバンド、充電用USBケーブルなどが入っており、中身もものすごーくシンプルで、これはこれで潔くていいかもしれません。

リストバンド部分はブラックおよびライトグレー、スモークピンク、ブルーグリーンの4色が用意されており、今回はブルーグリーンを選択。なお、今秋には交換用リストバンドの販売も予定されているということです。

サイズ調整は金具を挿す位置をずらせばOKで、現在使っているサムスン電子製スマートウォッチ「Gear Fit」のように穴に挿すだけではないので外れにくいのは良いと思います。リストバンド部分はやわらかい素材なので、付けているときも気になりません。

また、リストバンドと本体は内側に本体を入れるようになっており、充電は本体をリストバンドから外して充電台に置き、USBケーブルで充電します。独自技術により動作時の消費電力は最小限に抑えられているそうで、フル充電でスペック上は電池が2週間くらい持ちます。

◯初期設定をしてみた
では、さっそく使うために初期設定をしてみました。初期設定はスマホにアプリ「活動量計」をインストールして行います。なお、現時点ではアプリがAndroid向けのみとなっており、iPhone向けは9月末に配信予定となっています。

アプリをインストールしたら、起動してペアリングします。なお、事前にスマホのBluetoothはオンにしておきましょう。LED（ライト）の点灯パターンがアニメーションで表示されるはわかりやすくていい感じです。

初期設定が終わったら、次回のアプリ起動時からはダッシュボード画面が表示されます。ダッシュボード以外には、タイムラインや集計、デバイス設定、設定、ヘルプという画面があります。

デバイス設定画面にはデバイスを追加という項目があるので、今後増やしていくつもりなのかな……期待したいところです。

WERAM1100は加速度センサーによって歩数や移動距離、消費カロリーなどの「活動量」と、睡眠時間や睡眠サイクルなどの「睡眠」を自動的に検知して記録してくれるほか、手動での追加ではありますが、「食事」や「体重」なども記録できます。

画面の下にある＋をタッチすると、アクティビティー（活動）や食事、体重を追加できます。体重は他のサービスと連携できるようになればいいなとは思います。

カメラにスプーン＆フォークのボタンをタッチすると、カメラで撮影またはギャラリーから選択して食事の写真を追加できます。

なお、睡眠については「入眠・起床時刻を±15分の精度で推定」して自動的に認識してくれるので、自分で睡眠開始・終了を指定しないといけない製品もありますが、これは助かります。

また、体重や歩数、摂取カロリーなどの目標設定も可能で、設定した目標の達成時やアラーム設定時刻には、リストバンドの振動やLEDによる点滅で通知されます。