「サポーターの落胆は理解している」。インテルのエリック・トヒル会長が、インドネシアからウルトラス「クルヴァ・ノルド」の抗議に応じた。

「インテルの会長として、世界中のサポーターの落胆とフラストレーションを理解している。最近の結果には誰も満足していない。だが、私は一人のサポーターでもある会長で、腕まくりをして問題を直接解決しようとする。今はインテルにとって変化の時期だ。我々はもっとハードワークをし、チームとして団結しなければならない。私は我々の仕事を信頼しており、インテルの未来を一緒に築いていくのを楽しみにしている」

ワルテル・マッツァーリ監督は、『スカイ・スポーツ』で「総括は最後にする」と述べている。

「このチームにどれだけの価値があるかは、シーズン後に分かるだろう。最近の結果で、上位陣は遠ざかってしまった。だが、私は選手たちに言ったんだ。今年は全力ですべての試合を戦うことを考え、総括は最後にするとね。すべての試合で勝とうとするメンタリティーをつくらなければいけない。いずれ今年のことが報われると信じている。我々はたくさんのことをしなければいけない。勝ち点はついてくるはずだ。それがどれくらいかは、終わってから見てみよう」

マッツァーリ監督は『Italia1』の番組にも出演し、このように話している。

「スポーツ面に関しては、今はあまり気分が良くない。我々監督というのは、負ければうれしくないものなんだ。うまくいかない時期はバルセロナのようなチームにもあった。インテルにもあり得ることだ。土台に指揮官とプロジェクトへの信頼があればね。いろいろあるが、我々は5位にいるんだ」

「トヒル会長がここに来る必要性は、それほどないと思う。ブランカ、アウジリオ、コルドバと、このチームを支えているクラブの人間はたくさんいる。私は孤立を感じていないし、サポートはあるんだ。それと、過去にインテルがやっていたのと同じ補強ができないのは別の話だよ」

「クラブの変更がチームに大きな衝撃を与えたかもしれない。サッカー面への集中がそがれたかもしれない。サッカーをする者なら、こういう状況を管理するのがいかに難しいかを知っているだろう」