映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』の公開を直前に控えた19日、元パリコレモデルIVANが、新宿ピカデリーで行われたイベントに出席し、華麗なダンスを披露すると共に先日テレビ番組で「オネエ」であることをカミングアウトしたことによって「男の子と添い寝する機会が増えた」とハッピーになったことを明かした。

 メキシコ国籍、日本育ち、パリコレに出演経験もあるトップモデルであるIVAN。最近ではテレビ番組で「オネエ」であることを告白するなど注目を浴びているが、この日はキュートなCA姿で登場すると「女の子の憧れの衣装を着られてうれしい」と会場を見渡し「いい男いないかなぁ〜」とテンション高め。

 劇中では、個性的なキャラクターたちが、はちゃめちゃなシチュエーションの中、いろいろなカミングアウトをする部分も見どころの一つとなっているが、IVANは「わたしもオネエであることをカミングアウトしてハッピーになりました」と語ると「こうやってお仕事をいただけるようになったし、メンズの男の子たちが寄ってきやすくなったのか、最近もてるんですよ」と告白。

 「映画を一緒に観に行くような決まった男性はいないんです」と打ち明けたIVANだったが「マッチョな人が好きなので、(俳優の)鈴木亮平さんとか(サッカーAC ミラン所属の)本田(圭佑)選手とかがタイプですね」と乙女な一面を見せると「もともとメンズモデルだったので、本当は女の子なんだよって堂々と言えるのはいいですね」と満面の笑みを浮かべた。

 本作は、鬼才ペドロ・アルモドバルがメガホンをとったコメディ映画。機体トラブルが発生した旅客機内で、オネエ系の客室乗務員や旅行客たちが繰り広げる騒動を面白おかしく描く。アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスといった大物俳優たちのユーモラスな演技にも注目が集まる。(磯部正和)

映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』は1月25日より全国公開