バイドゥは27日、Android向け日本語入力アプリ「Simeji」の最新版となるバージョン6.6.2をリリースしたと発表した。最新版ではクラウド変換をオフにしていてもクラウドサービスにアクセスするバグを修正した。また、初期設定でクラウド変換機能はオフになるようにした。

今回のアップデートは、入力内容をクラウド辞書サーバーへ送信しリアルタイムで変換結果を返す「クラウド変換」機能に関わるものとなる。26日のSimejiを巡る一連の報道を踏まえての修正で、クラウド変換を利用すること事態が危険である、情報が漏洩されるといった誤解を生む内容が報道されたことから、Simejiのクラウド変換機能をデフォルトでオフにした。引き続き、同機能を利用するには、設定メニューで有効設定に切り替える必要がある。

なお、同社は26日、Simejiのログセッションのバグについて言及しており、同日中に修正版を提供すると予告していた。今回のアップデート内容がログセッションのバグに関わるものかは不明。本件について、同社に問い合わせているが、27日18時現在、回答は得られていない。

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