JR北海道と根室線対策協議会は10日、「根室線 滝川駅〜富良野駅間開通100周年記念式典」を滝川・富良野両駅にて開催する。根室本線滝川〜富良野間は1913(大正2)年11月10日に開通し、今年100周年を迎える。

滝川駅での式典は9時10分開始。関係者らによる挨拶やテープカットなどを実施し、同駅9時37分発の釧路行普通列車の発車に合わせ、こども一日駅長が出発合図を行う。式典には旧国鉄朱色塗装の2429D(2両編成)が用いられるとのこと。富良野駅での式典は9時40分から。関係者らによるあいさつやテープカットを行った後、富良野駅長とこども一日駅長の出発合図で、10時04分発滝川行普通列車を見送る。

式典当日は、赤平駅と芦別駅にて列車の出迎えも行われる。赤平駅では9時57分着の釧路行普通列車と、10時54分着の滝川行普通列車の到着に合わせて実施。芦別駅では10時15分着の釧路行普通列車と、10時37分着の滝川行普通列車の到着に合わせて実施される。「滝川〜富良野 開通100周年」と書かれた横断幕をホーム上に掲げ、列車の到着を歓迎する。

なお、滝川・富良野両駅では10日まで、記念スタンプと専用台紙を設置。駅舎や周辺の変遷を振り返る写真やイラストを展示する「滝川〜富良野懐かしのパネル展」を待合室にて実施する。

(佐々木康弘)