Gmailで受信メールの29％が遅延する障害が発生

by Oran Viriyincy

9月23日夜から24日11時ごろにかけて、Gmailでメール受信が遅延する障害が発生しました。すでに問題は解決済みですが、これにより当該時間帯に受信されたメールの29.1％に遅延が起きたとのこと。

Gmail - Service Details Apps Status Dashboard
http://www.google.com/appsstatus#hl=en&v=issue&ts=1380034799000&sid=1&iid=043f082bc7cd18e15458318035d9bc7a


最初に問題が報告されたのは23日23時25分のこと。

24日0時45分段階でメール受信の遅延と添付ファイルのダウンロード失敗が発生しました。この時点で影響を受けたユーザーは全体の0.024％未満。

24日3時5分段階になっても問題は解決されず、影響はユーザーの「50％未満」に拡大。

24日4時の報告で、問題が一部のユーザーにおいて解決した報告があり、5時には多くのユーザー環境で問題を解決。11時の報告で問題の完全解決が発表されました。

Googleによると、問題が発生したのは太平洋時間23日5時54分(日本時間23日21時54分)、問題が解決できたのが15時30分(日本時間24日7時30分)で、この間に受信の対象となったメールの29.1％が遅延したとのこと。メール遅延時間の中間値は2.6秒なので「送ったはずのメールが届かない」ということは発生していないはずですが、一部のメールはこれよりも著しく遅れた可能性があるようです。

ちなみに、ユーザーのGmailへのアクセスやその他の機能には影響はありませんでした。