人気アニメシリーズ最新作プロジェクト第2弾『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』の特報映像が公開された。同時に2人の新キャラクター「ソガ大佐」「ヴィヴィー」の設定画、そしてストーリーも明かされた。本作では、501機関からの独立した草薙素子がおなじみの「攻殻」メンバーと戦場で邂逅(かいこう)するさまが描かれる。


 これまでの「攻殻機動隊」の前日譚にあたる同シリーズは、6月公開の第1章『Ghost Pain』が全国20館の小規模公開にもかかわらず、興行収入1億円を突破。初日2日間のスクリーンアベレージでは堂々の1位を記録する好成績を残した。


 11月公開の第2章には、バトーやサイトーと作戦行動を共にした英雄・ソガ大佐、そして米軍情報部のエージェントで草薙の協力者となるヴィヴィーが新キャラクターとして登場。ソガ大佐は沢木郁也、ヴィヴィーは藤貴子が声優を務める。


 また、公開された特報映像では、第1章からさらにパワーアップしたアクションシーンを見ることができる。今後、どのように既知の「攻殻機動隊」の世界につながっていくのか。それとも独立したシリーズとして未知の領域に突入するのか。ファンの期待は高まるばかりだ。


 同作は映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く第4の「攻殻」として製作される新シリーズ。「エヴァンゲリオン」の作画監督で知られる黄瀬和哉が総監督を務め、構成・脚本には人気作家の冲方丁、音楽にはコーネリアスが起用されている。(編集部・福田麗)


『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』は11月30日より劇場上映