インテルが1月に獲得したMFマテオ・コバチッチは、今季のインテルにおける数少ないポジティブな要素の一つだ。19歳の青年に大金が支払われたことで、不満を表した者もいたが、数カ月で彼は周囲を納得させた。インテルの未来にとって、数少ない確実な戦力の一人だ。そのコバチッチが、『スカイ』で次のように話している。

「とてもうれしく思っている。インテルは素晴らしいチームだ。ここでプレーするのは楽しいし、個々では家族と一緒にいる。今の僕らのプレーは悪いけど、来年はまた違うはずだ。新戦力が加わることを願っている。個人的にプレッシャーは感じていないよ。ここには(ハビエル・)サネッティや(デヤン・)スタンコビッチといった重要な選手たちがいる。クラブの歴史をつくってきた人たちだ。僕は良いサッカーをしたい。でも、もっとうまくやれるはずだと確信しているよ」

アンドレア・ストラマッチョーニ監督の今後について、コバチッチは「僕は優秀な指揮官だと思う。でも、決めるのは僕じゃない。自分については、まだ長いことここに残りたいと願っている」とコメント。クロアチア代表のチームメートで、インテルが関心を抱いていると噂されるレアル・マドリーMFルカ・モドリッチについては、このように述べている。

「素晴らしい選手だよ。彼が来たら、最高だろうね。でも、マドリッドに残ると思う。一緒にプレーできるか? イエスだ。代表でもやっているし、僕らはうまくいくよ。彼はうまくてタレントがある。彼とのプレーは最高なんだ。(シメ・)ブルサリコ? すごく仲が良いんだ。とても若い選手だよ。でも、(獲得するかどうか)決めるのはインテルだ」

また、コバチッチは自らの役割について、「監督からどこでプレーするか説明された。でも、自分では中盤のセンターがベストポジションだと思っているよ」と話している。