バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長が、5月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグを前に、バルセロナについてドイツ『ビルト』で次のように語った。

「ファーストレグでの0−4という結果を逆転しようと、バルセロナはあらゆる手を尽くしてくるだろう。そのためにはどんなこともしてくるはずだ。ルールにそったものも、そうでないものもね」

「バルサは何としてでも我々を倒そうとしてくるはずだ。ミュンヘンでの結果で、彼らのプライドは傷付いたからね。決して諦めないだろう。我々を挑発し、あらゆるトリックを使ってくるはずだ」

ベッケンバウアー名誉会長の発言については、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督も言及している。30日に行われるボルシア・ドルトムントとのCL準決勝セカンドレグを前にした会見で、同監督は次のように語った。

「今日、正当な方法とそうではない方法について話した人のコメントに関する記事を読んだ。私はインテルにいたときに似たようなことを言って、誰もが私を攻撃した」

「私にはできなかった。だが今日、そのことについて話すことができている。我々はあまりに無垢に(ドルトムントFWロベルト・)レヴァンドフスキに4ゴールを許したが、我々は彼に対してファウルをしなかった。いずれにしても、プレーをしようとすることが必要だ」