パンチが強い相手だから前に出ない。体幹が強いから倒しに行かない――では勝てません。ただ、足を止めて殴り合ってもしょうがない。そういう意味での勢いではない、前に出る試合をしたいです。体はホットに頭はクールにというような感じでクレバーに戦いたいです」

――そういう戦いをロブ・ヒル戦では全うできていました。

「ロブ・ヒル戦でできても、そこはナラントンガラグ選手なので。ビッグファイトの経験も多く、トップと戦ってきた選手が相手なので、変な風にビビるとズルズルいってしまいます。開き直る部分と、冷静に行く部分をしっかりしたいです」

――岡見選手も安藤選手を凄く買っていました。

「岡見さんには『ここで勝つか負けるかで、お前の今後は決まる。勝てば道は広がってくる』と言ってもらいました。過剰な自信もないですが、恐怖心を隠して戦うと裏目も出てしまう。だから、僕は僕なりに気張るんでなく、普通通りの力を、練習と同じ力を出したいです。だから臆することなく、普通に戦いたいと思います」

■LFC11 対戦発表カード

<LFCライト級選手権試合/5分3R>
[王者]ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
[挑戦者]安藤晃司(日本)

<LFCウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]リー・ジンリャン(中国)
[挑戦者]ルーク・ジュモー(ニュージーランド)

<LFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
ジー・シェン(中国)
アウグスチン・デラルミーノJr(フィリピン)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・バークマン(米国)
アーロン・シンプソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・ブラウン(ニュージーランド)
ヤン・ヘジュン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ダミエン・ブラウン(豪州)
粕谷優介(日本)

<ミドル級/5分3R>
ギャレス・アーリー(ニュージーランド)
辰己豪人(日本)

<フェザー級/5分3R>
イブ・タン(ニュージーランド)
チェ・ヨングァン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
ググン・グスマン(インドネシア)
サム・チャン(マレーシア)

<バンタム級/5分3R>
ダナー・バタゲレル(モンゴル)
カイ・カラフンス(ニュージーランド)

<バンタム級/5分3R>
ラウエル・カタラン(フィリピン)
チョ・ナムジン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
ググン・グスマン(インドネシア)
サム・チャン(マレーシア)

<バンタム級/5分3R>
バーサンクフー・ダムランプレウ(モンゴル)
テングリゲ(中国)

<フェザー級/5分3R>
ロッキー・リー(台湾)
ムハマド・ハニフ・ビン・ザイナル(マレーシア)