映画『スター・ウォーズ:エピソードVII(原題) / Star Wars: Episode VII』の監督にテレビドラマ「LOST」などで知られるJ・J・エイブラムスが起用されたことで、当初予定されていた2015年公開は白紙になったのかもしれない。

 The Hollywood Reporterによると、エイブラムス監督の契約には「公開日」は含まれなかったとのこと。つまり、プロジェクトの進行具合によっては公開時期の変更も視野に入れていることを意味しているという。監督決定を知らせる公式プレスリリースにも公開日についての記載はなかったため、同作の公開は2015年以降になるのではないかという見方も強い。

 また、2015年には『アベンジャーズ』続編、『パイレーツ・オブ・カリビアン』第5弾、DCコミック版『アベンジャーズ』といわれる映画『ジャスティス・リーグ(原題) / Justice League』、『ファンタスティック・フォー』のリブート作など多数の超大作の公開が予定されており、あえてこの年に本作をぶつける必要はないのではとCinemaBlend.comは報じている。

 2015年のラインナップが強力というだけでなく、超売れっ子であるエイブラムス監督のスケジュールを心配する声も。エイブラムスは5月全米公開(日本公開は9月)の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で監督を務めているほか、The Hollywood Reporterによると『ミッション:インポッシブル』第5弾と『スター・トレック』第3弾をプロデュースすることも決定。さらにこの秋放送のテレビドラマも何本も抱えているという。(編集部・市川遥)