大みそかのNHK紅白歌合戦にも出場する“アニソン界の女王”水樹奈々が、週刊プレイボーイに初登場。歌手、声優ではない自身の恋愛・結婚観を語っている。

アニソン歌手としてブレイクを果たし、紅白歌合戦、コマ劇場の座長公演、東京ドームライブと、次々に夢を実現させてきた彼女。その一方で、プライベートな夢については「恋愛も結婚も、したい気持ちはあります。でも……」と明かした上で、こう続けた。

「甘えるのがヘタなんです、長女体質で(笑)。自分の弱さは見せたくないほうで、ひとりでもやっていけると思われるんです(笑)。だから母は、宝くじを当てるより、結婚は難しいって言うんです(笑)。わたしの理想は生涯現役。おばあちゃんになってもおヘソ出して、走って踊って歌ってることなので、それを理解して、信じ合える関係を築ける人がいたらいいですよね」

今月発売したアルバムの『ROCKBOUND NEIGHBORS』での彼女自身による作詞は、命をかけて相手を守るという、究極の愛が表現されている。まるで、曲を出す度にその想いが加速しているかのようだ。

「そうなんです。もっと、もっとできるって思えて(笑)。つらいことも、哀しいことも、すべてを開放して、さらけ出して、それでも、頑張るという結晶を歌にしたアルバムなんです」

彼女は、人に愛を与えるほうが心地いいのかもしれない。

(企画・文/工藤 普、撮影/安珠)