インテルとMFヴェスレイ・スナイデルが3日に会談した。リナルド・ゲルフィ代表取締役、マルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)、ソレン・レルビー代理人と会談したスナイデルは、終了後に「話したくない。ここでは常にうまくいっていた」とコメントした。

交渉のテーブルに乗せられたのは、2015年までの現契約の2016年までの延長オファー。だが、両者の距離は縮まらなかったようだ。むしろ、決裂がとても近づいているようである。また、スナイデル側からは国外からのオファーもテーブルに乗せられたと見られる。

スナイデル本人が会談後に明かしたように、3日午後に同選手は声明を発表し、「この条件でサインをする理由がない。プレーもしていないのに、どうして延長できるんだ?」と明かした。スナイデルは、当初は新契約にサインするまでプレーさせないと話していたブランカTDの発言にも腹を立てており、「今では同じ人間が、状況とは関係なく、監督の選択でしかないと言ってくるんだ」と話している。

さらに、チャンピオンズリーグを制覇した2010年に契約を延長したことにも触れ(「そのときはサインしたことを誇りに思っていた。僕は常にこのクラブのために全力を尽くしてきた」)、「ピッチに立つこと」だけを求めていると主張。同選手は「心身ともに準備はできており、僕はプレーしたい。これからどうなるかを見よう」と述べている。

一方、レルビー代理人は「インテルでのヴェスレイの今後について確実なことがない限り、新契約のことを考える理由は我々にない」とコメントした。マッシモ・モラッティ会長は会談に参加しなかったが、オフィスの前で報道陣の取材に応じ、このように述べている。

「スナイデルは名前ではなく、調子が良ければプレーする準備がある。会談に臨んだ者と話したが、両者に良識があった。あとはスナイデルが答える番だ。とてもメディア的なことで、関係としては普通だと思う」

「もちろん、ほかのベースに基づいて合意できる可能性があるかを探っている。そうじゃなければ、彼はプレーを続けるよ。大事なのは、彼が好調で、良いプレーができるということだ。私が関心あるのはそこだよ。2度目の会談に私が出席するか? いや、問題なく解決できることだ。その上で、必要なら私もいる」

選手の姿勢に不満があるかと聞かれると、モラッティ会長はこのように答えている。

「いやいや、我々が憤慨しているとの記事も読んだが、まったくそんなことはないと思う。少なくとも私は、個人的にそんなことないよ。選ぶ自由があると思うんだ。私が関心あるのは、彼の調子だけだよ。調子が良いならプレーする。そうじゃなければプレーしない。言い訳を探すのは無意味だ」

会談終了後、スナイデルが立腹していた様子だったと尋ねられると、モラッティ会長はこう述べた。

「君らは心理学者なんだね…。私だって、君らと会うときに怒ったような顔をするときもある。だが、実際にはそうじゃないかもしれないだろう」